繁忙期は超多忙!当然仕込み量は多くします。
でも、、、仕込んだ在庫が余ってしまった場合、どうしますか?
翌日が定休日の場合などは翌日に繰り越すこともできず、余ればロスになってしまいます。ロースをロスなんてやばいです!原価高いし!
柔軟対応でピンチをチャンスに
このまま廃棄してしまえば完全にロスとなります。それならば半額でもいいから売ってしまおう。と考えました。
「本日ロースを多めに仕込んでしまいまして、よろしければ半額でご提供できますが、いかがでしょうか?」
結果、声をかけた4組すべてのお客様がこの提案を快く受け入れてくださり、即座に注文をいただくことができました。
お客様にとっては“得をした感覚”を得られ、当店としても在庫ロスを回避し、なおかつ客単価アップにもつながる結果となりました。
これは単なる値引き対応ではなく、
- 「店内限定のゲリラ提案」
- 「目の前にいるお客様とリアルタイムに会話しながら行う特別オファー」
という点で、体験価値を高める要素となったと感じています。
ロスした場合と売り切った場合の経営インパクトの違い
仮に、残ったロースが500gあったとして、仕入れ原価が5,000円/kgとすれば、
- 500gのロス → 原価で2,500円の損失(売上ゼロ)
これを、半額(通常価格1,200円→600円)で販売した場合、
- 600円 × 5皿(約100g/皿)=3,000円の売上
- 原価は同じく2,500円
- → 粗利は500円でも、廃棄ゼロ&客単価アップ&満足度向上
つまり、
- ロス:2,500円の“純損”
- 半額販売:利益は薄くとも、マイナスを“回収”し、しかも“体験価値”を提供
この違いは経営にとって非常に大きく、日々の小さな判断が長期的な収支に大きく影響します。
たとえばこうした在庫ロスが週に1回発生すると仮定すると:
- 毎回500gのロス × 原価2,500円 = 月1万円の“純損”
- 年間では 1万円 × 12か月 = 12万円の損失になります
一方、今回のように半額でも販売していれば:
- 月3,000円売上 × 12回 = 年間3万6,000円の売上回収
- 廃棄ゼロ、粗利あり、かつお客様満足にも寄与
→ このように、「在庫を活かす提案」ができるかどうかで、年間15万円以上の差が生まれる可能性があるのです。
在庫の取り扱いを「損切り」ではなく「提案の機会」として捉えることの重要性を改めて実感しました。

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